キャスティングの仕事に向いている人・向いていない人
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キャスティングの仕事に向いているのは、分からないことを自分で調べて聞きに行ける人、人に喜ばれることを自分の喜びにできる人、数年先の自分から逆算して動ける人です。向いていないのは、担当した実績を社外に示すことを動機にする人、決まった業務だけを担当したい人、体系的な研修を前提にする人です。これは私たちの採用ページに載せている内容で、この記事ではその理由を仕事の中身と結びつけて説明します。
| 区分 | どんな人か | 仕事のどこと結びつくか |
|---|---|---|
| 向いている | 自分で調べ、質問しに行ける人 | 研修制度がなく、実際の案件の中で覚えていくため |
| 向いている | 人に喜ばれることを自分の喜びにできる人 | ブランドとインフルエンサーの両方に向き合う仕事であるため |
| 向いている | 2〜3年後の自分から逆算して動ける人 | 経験に応じて担当する領域が広がっていくため |
| 向いていない | 実績の公表を動機にする人 | 担当した案件を社外で公表できないため |
| 向いていない | 決まった業務だけを担当したい人 | 企画から報告までを分業せずに担当するため |
| 向いていない | 体系的な研修を前提にする人 | 最初の1か月の導入の後は、実務の中で学ぶため |
そもそも、どんな仕事なのか
ブランドの目的に合うインフルエンサーを提案し、条件を調整し、当日の進行と投稿の確認、結果の報告までを担当する仕事です。採用ページでは、企画から成果の報告までを分業せずに担当すること、担当1名と実行2名1組のチームで進めることを説明しています。中心になるのはキャスティングで、経験に応じてイベントの制作や映像の制作へと担当が広がります。
業務の全体と1日の流れは、インフルエンサーキャスティングの仕事とは — 6つの業務と1日の流れで紹介しています。この記事では、その仕事にどんな人が合うのかに絞って書きます。
「自分で調べ、聞きに行ける人」は、なぜ向いているのか
教えてもらうのを待つ時間が、ほとんどない仕事だからです。採用ページには、研修制度はなく、最初の1か月の導入の後は実際の案件の中で学ぶと書いています。
たとえば、担当したことのないジャンルの商品で候補を探すことになった場合、そのジャンルで支持されている人が誰なのか、どんな発信が喜ばれているのかを、まず自分で調べます。そのうえで、分からない点を社内の人に具体的に聞きに行きます。「何から始めればいいですか」と聞くのではなく、「ここまで調べて、この2点で迷っています」と聞ける人は、案件の中で覚えていく進め方に合います。調べることと聞くことの両方を、自分から始められるかどうかが分かれ目です。
「人に喜ばれることを喜べる人」は、なぜ向いているのか
この仕事の成果は、自分ではなく、ブランドとインフルエンサーの双方がよい仕事をできたかどうかで決まるからです。ブランドには起用の提案を喜んでもらい、インフルエンサーには無理のない条件で気持ちよく発信してもらう。その間に立って条件を整えるのが役割です。
採用ページでは、フォロワーの規模にかかわらず同じ基準で向き合うことを、大事にしていることとして挙げています。相手によって対応の丁寧さを変えない姿勢は、誰かに喜んでもらうこと自体を動機にできる人のほうが、自然に続けられます。採用ページは、華やかな場面は仕事の一部で、大半は準備と調整だとも書いています。表に出ない準備の時間を、誰かのための時間として受け止められるかどうかが問われます。
「実績を公表したい人」は、なぜ向いていないのか
担当した案件を、社外で公表できないからです。採用ページの「事前にお伝えすること」には、守秘義務があり、担当案件は社外で公表できないと書いています。
たとえば、自分が担当した催しがSNSで話題になっても、「あれは自分が担当した」と個人の発信で言うことはできません。転職のときに案件の名前を並べて実績として示すことも、同じ理由でできません。有名なブランドの仕事を手がけたことを周りに示したい、という気持ちが働く動機の中心にある人にとっては、物足りなさが残ります。反対に、誰にも言えなくても、目の前の仕事がうまくいったこと自体に満足できる人には、気にならない条件です。
入る前に、何を知っておくとよいのか
採用ページの「事前にお伝えすること」は、次の4つです。良い面だけを見て入社すると、入った後にずれを感じやすいので、そのまま紹介します。
- 研修制度はありません。最初の1か月の導入の後は、実際の案件の中で学びます
- 業務量には波があります。締切の前やイベントの前は、業務が増えます
- 担当した案件は、守秘義務により社外で公表できません
- 全員が、個人の売上の目標を持ちます
4つ目は、キャスティングを担当する人も数字に向き合うという意味です。提案や調整が好きであることに加えて、その仕事が売上につながっているかを自分で確かめる姿勢が求められます。2つ目の業務量の波は、イベントや投稿の日が決まっている仕事である以上、避けにくい性質です。毎日同じ時間に同じ量の仕事をしたい人には、合いにくい働き方です。
募集の内容や選考の流れは、採用ページに載せています。最初の面談は選考ではないので、合うかどうかを確かめる場として使ってもらえます。関連する職種はSNSアクティベーションプランナーとはどんな職種かでも紹介しています。
この記事の範囲
この記事は、採用ページに載せている内容をもとに、向き不向きを仕事の中身と結びつけて説明したものです。待遇や募集の条件、入社後の配属や評価の細かな仕組みは扱っていません。ここに書いた向き不向きは目安であり、当てはまらない点があっても応募を妨げるものではありません。
おわりに
向いているかどうかは、能力よりも、何を動機に働くかで分かれます。自分で調べて動けること、人の役に立つことを喜べること、表に出ない仕事に納得できること。この3つが自分に合うかを、応募を考えるときの手がかりにしてもらえればと思います。