SNSアクティベーションプランナーとはどんな職種か
SNSアクティベーションプランナーは、体験型施策の企画からインフルエンサーの選定・交渉、当日の運営、投稿ディレクション、成果報告までを、分業せず一人で担当する仕事です。正社員採用で、業界未経験からの応募も対象にしており、現在2名を増員する募集です。
| 業務 | 何をするか | 主に関わる相手 |
|---|---|---|
| 企画 | 施策の目的と体験の方向性を考える | クライアント |
| キャスティング | 候補リストから起用する人を選ぶ(候補出しは自社ツールを使うが、選定は人が行う) | 社内・インフルエンサー |
| 交渉・調整 | 条件を詰め、当日までの進行をすり合わせる | インフルエンサー |
| 現場運営 | 当日の進行・撮影の立ち会いを行う | インフルエンサー・現場スタッフ |
| 投稿ディレクション | 投稿内容・表記を確認する | インフルエンサー |
| 成果報告 | 結果をまとめてクライアントに共有する | クライアント |
1案件はどんな流れで進むか
本番の日をTとすると、企画(T−30)→キャスティング(T−21)→交渉・調整(T−10)→現場運営(当日)→投稿ディレクション(T+3)→成果報告(T+14)という順で進みます。担当は1名ですが、実行は2名1組のチーム制で動きます。たとえば、イベント当日が複数件重なる週は、現場運営を担当しながら、別件の交渉・調整を並行して進めることになります。たとえば、投稿直前の確認で表記の修正が必要になった場合、T+3の投稿ディレクションの工程で、インフルエンサー本人とのやり取りを当日中に完了させる必要があります。中核はキャスティングですが、経験に応じてイベント制作・映像制作・SNS PR企画へと担当範囲が広がっていきます。候補リストそのものは自社ツールを使って作成しますが、実際に誰を起用するかという選定は、最終的に人が判断します。世界観の合い方やフォロワー層との相性など、ツールだけでは測れない要素を見るためです。この判断の比重が大きいことが、業務の中核をキャスティングと呼ぶ理由になっています。
1日はどんな流れで進むか
通常期は10:30に始業し、連絡確認と優先順位決めから始まります。午前は提案書の作成と候補者の選定にあてる時間です。13:00にはクライアントとの定例や、インフルエンサーとの条件交渉が入ります。15:00には投稿クリエイティブの確認や、撮影・イベントの準備を行います。標準の終業時刻は19:30です。締切前・イベント前・投稿直前は業務量が増え、撮影やイベント当日は現場の予定に合わせて動くことになります。曜日や時間帯が固定されているのは午前の作業時間と午後の定例・調整の枠組みだけで、実際の中身は担当している案件の進み具合によって日々変わります。複数の案件を同時に抱えている場合は、ある案件の現場運営をしながら、別の案件の交渉・調整を並行して進めるという働き方が日常的になります。
向いている人・向いていない人はどんな人か
向いているのは、自分で調べ、必要なら聞きに行ける人です。研修制度がないため、指示を待つ姿勢のままでは仕事が進みにくくなります。人に喜ばれることを自分の喜びと感じられる人、2〜3年後のキャリアから逆算して動ける人も向いています。向いていないのは、担当実績を公表することを動機にしている人です。守秘義務があり、個人名での公表はできません。決まった業務だけを担当したい人、体系的な研修を前提にしている人、華やかな場面を中心に考えている人も、この仕事の実態とは合いにくくなります。たとえば、イベント当日の華やかな現場だけを想像して入ると、実際の時間の多くが提案書の作成や条件交渉といった準備と調整に割かれることにギャップを感じやすくなります。たとえば、担当範囲を一つの業務に固定したいという希望が強い場合も、経験に応じてイベント制作や映像制作へ越境していく働き方とは合いにくくなります。
入る前に知っておいてほしいことは何か
研修制度はなく、1か月のオンボーディングのあとは実案件の中で覚えていく環境です。業務量には波があり、落ち着いている時期の時間配分は各自に任されています。担当案件は社外に公表できず、守秘義務があります。リーダーを含め、全員が自分の売上目標を持ちます。これらは、良い面だけを伝えて後から戸惑いが生まれることを避けるために、応募の前に正直にお伝えしておきたい点です。研修がない分、分からないことを自分から確認しにいく姿勢が、立ち上がりの早さを左右します。詳しい募集要項は採用ページにまとめています。
この記事の範囲
この記事では、採用ページに載っている業務内容・1日の流れ・向き不向き・入る前に知っておいてほしいことを扱っています。給与・待遇の金額や、具体的な選考の進め方については、ここでは扱っていません。配属後にどの案件を担当するか、担当範囲がどの順序で広がっていくかといった個別の配属判断についても、ここでは判断していません。
おわりに
SNSアクティベーションプランナーは、華やかな場面よりも準備と調整が仕事の大半を占める職種です。分業せず一人で企画から報告まで担当する分、担当範囲は固定されず、経験に応じて広がっていく働き方だと考えています。研修を待つのではなく自分から動ける人にとっては、その分だけ早く担当範囲を広げられる環境でもあると考えています。