Insight2026.09.25

UGCの発生数はどうやって数えるべきか

#エンゲージメント

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UGCの発生数は、ハッシュタグ検索だけに頼らず、ブランド名の表記ゆれやタグ付けのない言及まで含めて拾う仕組みで数えるべきです。ハッシュタグ検索だけでは、実際に生まれているUGCの一部しか把握できません。

なぜハッシュタグ検索だけでは数え切れないのか

投稿する人の多くは、キャンペーン用に用意されたハッシュタグを毎回正確に付けるとは限りません。感想として自然に投稿する場合、タグを付けずに商品名だけを書いたり、そもそもタグの存在を意識せずに投稿したりすることがよくあります。UGCとは?タイアップ投稿との関係と活かし方【基礎解説】 でも触れた通り、UGCはブランドが依頼していない自発的な投稿である以上、ブランド側が用意した型に従わない投稿が一定数生まれるのは自然なことです。ハッシュタグ検索の件数だけを発生数として扱うと、この自発的な部分を見落とすことになります。

ブランド名の表記ゆれは、どう拾うべきか

ブランド名や商品名は、正式表記のほかに、カタカナ表記・英字表記・略称・ひらがな表記など、複数の書かれ方をされます。検索する際は、正式名称だけでなく、想定されるバリエーションをあらかじめ洗い出し、それぞれで検索して件数を合算する必要があります。表記ゆれを洗い出す作業は、キャンペーン開始前に一度整理しておくと、以降の集計が安定します。

タグ付けのない言及は、どう見つけるべきか

タグやハッシュタグに頼らない言及を見つけるには、ブランド名・商品名そのものでの全文検索を組み合わせます。写真や動画に商品が写っているだけでハッシュタグが付いていない投稿もあるため、キーワード検索と合わせて、キャンペーンに関連しそうな投稿を目視で確認する工程も必要になります。タイアップ投稿とUGC、効果測定はなぜ別軸で評価すべきか でも触れた通り、UGCはタイアップ投稿と違って発生を直接コントロールできない分、拾う工程を丁寧に設計しておくことが評価の土台になります。

この記事の範囲

この記事では、UGCの発生数を数える際の拾い方を扱っています。拾ったUGCをどう評価・報告するかについては扱っていません。

おわりに

UGCの発生数は、ハッシュタグ検索の件数だけでは実態より少なく見積もってしまいます。表記ゆれとタグなし言及の両方を拾う仕組みを持つことが、正確な把握につながると考えています。